シナリオを描く

「なぜ買うのか」、「なぜ売るのか」など、売買する際に「理由や根拠」がなければ、目先の為替レートの動きに振り回され、上手な売買が出来きません。そこで、FX取引をする際には、シナリオを描くことが重要になってきます。シナリオを練るためには、売買する理由、根拠のもととなる「素材、材料」が必要になってきます。

ここで言う「素材、材料」とは「相場テーマ、ネタ」とも言い換えられ、本質的な経済実態をあらわすファンダメンタルズのことです。ファンダメンタルズの分析を怠ると相場テーマを失い、シナリオを考えることができなくなります。時には金利差が材料視され相場が動き、時にはサブプライム問題を発端とした信用収縮が相場テーマになったりします。各国経済指標、統計などの推移の変化により、そのときそのときで相場のテーマは代わります。より多くの市場参加者が注目する材料であれば、相場の動きも大きくなるのです。材料は、FX会社が提供する為替情報や日々のニュース、新聞、インターネットなどで情報収集できます。これらの媒体に多く取り上げられるほど、多くの参加者が注目しているネタであると考えられます。

トレーダーは常に売買する機会を探らなくてはなりませんから、ネタ探しに必死です。自分なりのシナリオを立てるにはファンダメンタルズ分析はもちろん、テクニカル分析にも重きを置かなくてはなりません。なぜなら為替マーケットは巨大なので誰にも把握できないポジションの偏りがあり、ファンダメンタルズに沿って相場が動かないこともあるからです。多くの市場参加者がチャートを見ている以上、テクニカル分析を重要視しなくてはなりません。

これらの分析情報をもとにシナリオ練り、予想レンジ、予想トレンドなど、相場の見通しを考えます。自分の確固としたシナリオを持っていれば目の前の相場レベルに流され一喜一憂することがなくなるのです。

シナリオを描くことは取引の重要ポイント。
取引スタイルにかかわらず、ファンダメンタルズの分析は大切。
コロコロ変わる相場のテーマの現状をしっかり把握する。
分析をもとに、予想レンジ、予想トレンドなど、相場の見通しを考える。